同人誌制作日誌 その2 イベントに申し込もう!サークルカットを書くコツ、ジャンルの選び方について

今回は同人誌制作その2、イベントの申し込みについてです!

前回の記事はこちらです→同人誌制作日誌その1

 

  1. 同人誌の内容(ジャンルなど)の決定
  2. イベントの検索
  3. イベントに申し込もう ←ここ
  4. 印刷所を決めよう
  5. 同人誌の作成
  6. 入稿・納品
  7. イベントの準備
  8. イベント参加

☆ イベントに申し込もう!

見る・買うなどする側を「一般参加」、書き手として頒布する側を「サークル参加」と言います。

一般参加の場合は、事前の申し込みなどはいりません。

大体のイベントでは、当日に入場チケットがわりのカタログを購入することで入れます。

イベントごとにカタログがいらないところもあるので事前に調べておきましょう。

コミケはカタログいりません。人が多すぎてチェックなんてしてられないしw

でもカタログには色んな情報が載っているのであって困ることはありません!

 

サークル参加の場合は事前の申し込みが必要です。

イベント会場の広さなどの関係から、参加できる人数にはどうしても限りがあるんです。

なので、もし事前の申し込み人数が多い場合は抽選になります。

よくTwitterなどで「コミケ受かりました」などツイートしている人は、この抽選に受かってサークル参加できることが決まった人達というわけですね。

 

☆ ねこすけのイベント申し込み

僕がイベント(5月開催)に申し込んだのは12月くらいのことでした。

サークル参加できるかどうかの結果が出るのはイベント1ヶ月前の4月です。

しかし、結果を聞いてから本を作るのではとても間に合わないので、大体の人は受かっているものと信じて同人誌を製作していきます。

と言いつつ、実は申し込み要項とか全然読んでいなかったので結果が4月に出ることすら知らなかった僕(笑)安定のポンコツである(汗)

まぁそのうちわかるでしょwくらいの気持ちでした。

イベントに参加する人は僕みたいにならないよう、参加要項をよく読んでおきましょうね!

 

☆ サークルカット(PRカット)を描こう!

イベントに申し込んだら、まず考えるのが「サークルカット」です!

もちろん事前にサークルカットを制作して、申し込み時に一緒に出しても構いません。

紙面での申し込みの場合は申込用紙と一緒に期日までに投函します。

僕はwebで申し込んだのですが、webならイベントに申し込んだ後でも期間内であればサークルカットをアップロードしたり、変更することができます。

「とりあえずイベントに申し込んでから何を出すかを決める」という人もいるのでそんなに慌てなくてもいいかな?という感じ。

しかし、期間終了後は変更することはできませんので注意が必要です!

 

?サークルカットとは?

サークルカットとは、カタログに載せられるサークルの顔写真のようなものですね。

カタログにはどんなサークルがイベントに参加しているのか、それぞれのサークルがどこに配置されているのか、などたくさんの情報が載っています。

サークルカットもその一覧として利用されます。

 

どのイベントでも、サークルカットはだいたいこんな感じ。

スペース内は自分の好きなように使っていいので、作品の紹介や概要説明、ジャンル説明、や絵柄など自由にアピールするところです。

サークルの看板と言ってもいいですね!

イベントに目当てのサークルさんがいる場合はサークルカットを見れば一目瞭然ですし、作品を見たことがない人でもサークルカットで惹かれてスペースに足を運んでくれる人もいます。

作品の存在をアピールできたり、趣味嗜好の合う人に注目してもらったりすることもできます!大いに活用しましょう!

☆ ジャンルはとても大事!

作品を作るとき、ジャンルの決定はとても重要なポイントです!

ここでいうジャンルとは、例えば二次創作ならジャンプ系(ナルト、黒子のバスケなど)、ゲーム系(FF、東方、艦これ、刀剣乱舞など)とかの大まかなものだったり、一次創作ならファンタジー作品、歴史もの、現代もの、など作品の題材をさします。

二次創作でも、市場が大きい場合はさらにカップリングで細かくジャンル分けをすることもあります。(ジャンル分けって言うか単純にカップリング分け?)

黒子のバスケが流行った時のカタログは「火神×黒子」とか「赤×黒」とか事細かに分かれていて勢力の強さが良く見えて面白かったですね。

つまり、「自分の作品はこんなものですよ」という風にはっきり区分分けしておくことが大切です。

なぜそれが大切かというと、イベントの申込時には大抵、作品のジャンルを記入するのですが、イベント開催側がそれをもとに同じようなジャンルをかためて近い場所に配置するからです。

 

サークル参加する人たちには一人一人に「スペース」と呼ばれる長机がもらえます。

長机の自分のスペースを自由に使って本を置いたりグッズを置いたり設営します。スペースには1つ1つ番号が与えられており、それが自分のスペースを表す番号になります。

イベントの抽選結果が出ると、自分のスペース番号を宣伝している人も多いと思います。「あ‐34」とか「K-15」とか。

前述したように、開催側はサークル参加の申し込みに記入したジャンルを見て、同じジャンルの人を近い位置に固めてくれます。

申し込み後にジャンルを変えてしまうと自分のスペースだけ周りと頒布するものが全然違う、孤立無援状態になってしまいます。

 

イベントに一般参加する人達は、大体がカタログを見て、自分の好きなジャンルの方に足を向けます。

なので、その中で全く違うジャンルのものを頒布しようとしても、それになかなか興味を示してもらえません。

和食が食べたい人たちの中でタイ料理売ろうとしているものですから。

なので、できる限り、申し込み時のジャンルは変えないようにしましょう。

 

☆ ジャンル同様、イベント選びも大切!

イベントを選ぶ際もこれは同じで、僕の大学の先輩は男性向けに書いた同人誌を女性向けの同人誌イベントで売ろうとして爆死したことがあります(笑)

ある程度自分の作りたい本の中身やジャンルをしぼらないと、本当にその本を読みたいと思う人の手に渡りません。

最近は「地雷」という言葉ができて本の中身をどれだけ表記するか、という話題もよく上がっていますが、自分が作りたいものが明確になれば作業もしやすいし作りやすいので、まずは大まかなことから決めていきましょう!

 

今回はイベントの申し込みと、ジャンルの話でした!

ではまた!

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