超初心者向け!絵のコツをつかんで上達も早い~立体図形で空間認識力を向上!~

こんにちは!ねこたろうです!

今日は前回の初めて絵を描いてみた!から1歩進んで立体物に挑戦です!

 

まっすぐな線を引いたり、自分の描きたいものを的確に描くのは絵を描く上での大切な基本です。

でも、そればかりではつまらないので、次のステップに進みましょう!

 

立体物を描こう!

丸や三角、四角などいろいろな図形が手に馴染んできたら、今度はもう少し立体形のものを描いてみましょう!

 

丸なら、球や円柱・円錐

多角形なら、角柱や角錐 など

 

立体の物が描けるようになると、グッと絵が上手くなったような気がします()

 

パースや遠近法を意識すればさらに立体感が出ますが、今はそこまで考えずいろんな立体図形を描いてみましょう!

 

大切なのは 「こんなふうに描いたら、こういう風に見える」ということを発見することです。

 

 

 

球はどこから見ても丸なので、立体物としてそれっぽく見せるには 影をつけることが大切です。

 

 影について考えるために、まずは光源の位置(どこから光がさしているか)を決めましょう。

適当でいいですが、最初は右上か左上が簡単です。

影というものは、 光が当たっていないところにできるものなので、光源とは反対の位置にできます。

 

ちなみに、言葉の意味として、

 影:光が物にさえぎられてできるもの

 陰:光があたらないところにできるもの

という違いがあります!

ここではあまり使い分けていませんが、知識として知っておくと、一つ賢くなれるかも!

 

球体は丸いので、影も曲線になります。

裏に回り込こむほど影は濃くなります。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこたろう”]ただの円から立体的な球になったね! [/speech_bubble]

本来は地面からの反射光の影響で、下のほうが少し影が薄くなる…。など細かい描き方がありますが、今はとりあえず「立体的に見える」ことを第1目標にしましょう!

 

円柱・角柱

 

 

奥行のある立体図形を描く場合は、大きさの違う円や四角(相似形)を 少しずらして描き、それぞれの頂点を線で結ぶとあっという間に立体図形ができます

 

縦に伸ばす場合は、まず丸や三角形、四角形などの図形を 少し平べったくすることを意識して描きます。

 

丸なら楕円、四角なら台形、三角なら上の頂点の角度が鈍角の三角形を描きましょう。

 

平べったい図形を上下に2つ描いてそれぞれの頂点を線で結べば、こちらもあっという間に立体に見えます。

 

他の角柱も同様の方法で描くことができますが、少しコツがあります。それは↓で後述しますね。

 

円錐・角錐

円柱や三角柱、四角柱などが描ければ円錐や角錐は簡単です!

 

それぞれの頂点“同士”を線で結ぶのではなく、 頂点の線を上の図形の真ん中に集中させれば立派な円錐や角錐になります!

 平べったい図形を描くときのコツ

少しの手間で四角形以上の角を持つ立体図形も描けます。

五角柱の場合は、まず四角の中に五角形を描きましょう。

描けたら、四角形に補助線を引いて五角形と四角形の関係を探ります。

関係が分かったら、 四角を平べったくして(台形にして)大まかに補助線を再現します。
補助線をもとに、平べったい台形の中にも五角形を描ければOKです!

あとは同じ図形を上にも描いて、頂点同士を結べばより図形として正しく見える立体になります。お疲れ様!

 

たくさん描いてみよう!

立体的な図形がかけるようになったらサンプル図形を参考にいろんな角度から色んな図形が描けるように練習してみましょう(^^♪

ただ、今回はあくまで、絵を楽しんで描くための基本的な立体の”とらえ方”を知識と理論で説明している程度です。

 

色々描き方を説明しておいてなんですが、もっと「ちゃんと」写実的に描きたいと思ったらやはり石膏像などを実際に見てデッサンしてみるのが一番です。

実際の立体物にはパースという遠近感も意識して描く必要もあります。

 

ですが、デッサンと言うと一気にむつかしく感じる人もいると思うので、今はとりあえず基本的な立体図形の理論(とまで言うか分からないですが)を押さえておきましょう!

デッサンを実際にする上でもこれらの立体物のとらえ方や考え方は使うし、知って入れば絵の上達も早いです!

 

自分ができる範囲で挑戦し、少しずつできることを増やしていきましょう!

 

身のまわりにある図形を探そう!

少しずつ色々な立体図形が描けるようになったら、今度は応用編です!

 

身の回りにある物を見てもらえればわかりますが、実際にきちんとした円柱形や角錐形の物はあまり多くありません。

 

じゃあ、今までしていた図形の練習って使うところないの・・・?

と思うかもしれませんが、いえいえ、そんなことはありません!

 

実は、大体の物はいろんな図形が組み合わさってできています。

ぜひ、身のまわりにある物を球や四角形、三角形や円錐など色々な形を使って表現してみてください。

 

形が難しいものもあるので無理して描こうとしないこと!

あくまで楽しんで少しずつ描いていきましょう!

 

その1 ビン

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこたろう”] ビンはよく見てみると円柱と三角錐からできているように見えるね![/speech_bubble]

これはあくまで参考なので、あなたが見えたように描いてみましょう!

 

その2 牛乳パック

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこたろう”] 牛乳パックは 四角柱に横にした三角柱を置いたような形に見えるね![/speech_bubble]

 

 

その3 ブロック

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこたろう”] ブロックは たくさんの四角があるように見えるね![/speech_bubble]

直方体の中に3つ、四角い穴が開いています。さらに両端にも四角い凹みがあります。

 

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこたろう”]身近にある物をどんどん描いてみよう! [/speech_bubble]

 

おわりに

今回は前回から1歩進んで、図形を描いてみよう!というお話でした。

 

基本的な図形がかけるようになり、立体的なとらえ方ができるようになれば、一見難しそうに見える形の物も簡単な図形に簡略化することで大まかにでも形をつかむことが出来ます!

 

描くときは実際に目の前にある実物を描いたほう(デッサンをしたほう)が、見る力や形をとらえる力が付くかもしれませんが立体(3D)の物を平面(2D)に置き換えるのはかなり難しいです。

 

なので、最初のうちはまず、球や角柱、円錐などの図形を練習し、次に既に構図が決まっている写真などを見て、なんとなく感覚ででも形をつかんでいけるようにしましょう!

 

アニメや漫画の絵も描いていて楽しいですが、ああいう繊細な絵は少しの歪みが全体に大きく響いてバランスが崩れて見えるので、まずはちょっとぐらい歪んでも形が整って見えるものを描いて自信をつけましょう。

 

アニメや漫画の顔や体の描き方はまた後々ご紹介します。

 

ただの立体図形と言っても、単純な分、これから絵を描いていく上ではすべての基本となる部分も大きいので暇な時にでもガサガサ描くと十分力になりますよ♪

 

以上、ねこたろうでした!

では、また次回お会いしましょう!  

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