大阪日本橋の『おたクラブ』で缶バッジ・同人誌を店頭制作してみた実際のところレポ!

こんにちは!ねこすけです!
先日、大阪日本橋のおたクラブさんに行ってきました!
公式サイト https://otaclub.jp/
先日、オタクな友人に連れられて大阪日本橋にある『おたクラブ』さんに行くことに!
おたクラブさんは同人誌やグッズの制作などをされている印刷会社なんですが、他にも お店の設備を使って原稿作業をしたり、店頭制作と言って缶バッジや同人誌の製本作業を“自分の手で”することもできるんです!
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこすけ”]
そんなところあるんだ!?
すごいね!!(田舎者)
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多大な興味を持ったので僕も缶バッジを作ることに!
おたクラブさんはビルの2,3階!
日本橋おたクラブ
住所:〒556-0005
大阪府大阪市浪速区日本橋4丁目11−6
電話番号:06-6634-2255
営業時間:10時00分~21時00分
どうでもいい話なんですが、僕かなりの方向音痴で基本空が見えないと自分の存在位置を把握できません…。
大阪というコンクリートジャンゴゥに四苦八苦しながらもなんとか友人と合流し、いざおたクラブさんへ!!
おたクラブさんはビルの2.3階にあり、入り口も他のお店の間にあるのでなんか秘密基地みたいでした!(小並感)
まずは受付
まずは3階で受け付けです!
初めておたクラブさんを利用する時には 入会金100円と身分証、必要なことを明記する用紙の提出が必要です。
初回利用時入会金100円(初めてのご利用の際には会員登録をお願いいたします)
webからの発注用の会員登録とは別のものです。予めご了承下さい。【入会に必要な書類】
条例に付き、現住所の確認出来る物が必要となります。
免許証 学生証 保険証 パスポート 住民基本台帳カード等※ご入会時に、会員カードをお渡しさせて頂きます。
原則としてカードを無くされた場合は再入会をして頂くことになりますのでカードは必ず保管をして頂けますようにお願い申し上げます。
現住所の確認が取れる書類が必要となりますので、住所に変更などがあり、確認が取れないお客様には入会をお断りさせて頂きます。
引用 https://otaclub.jp/how_to_store/
それが済むとカードを作ってもらえます!
利用料金
料金は、以下の通りです。
これは店舗のショバ代なので、缶バッチなどを作る際にはまた別料金がかかります。
料金は勝手に一番安いものに設定してくれるので便利です!
作業場
2階の作業場にはたくさんのパソコンがずらり!
さらに奥にはおたクラブさんで作れるグッズのサンプルがずらり!
見ているだけで色んなものを作りたくてワクワクしちゃいました!
パソコンにはペイントソフトのSAIやクリスタEXがインストールされているので、原稿作業をしたり、その場でグッズ用のデータを作ったりすることもできます。
いざ、缶バッジ作り!
作れる缶バッジは多種多様!
データはもう作成済みだったので、パソコンで缶バッチのテンプレートに合わせて準備完了!
僕は今回37mm角丸正方形の缶バッジを作ることにしました。
おたクラブさんで作れる缶バッジは大きさや形が多種多様で、三角形△や星型☆ハート型♡などたくさんあります!
*種類ごとに制作料金が違うのでその点は注意してくださいね。
缶バッジを作ろう!
自分で缶バッジを作るのはもちろん、今まで同人活動としても缶バッジを作ったことはなかったのでワクワク♪
ダウンロードしたテンプレートや説明書きにはわかりやすい作り方の他によくある失敗例なども記載されているのでとても分かりやすかったです。
最小ロットは5個だったので「ねこすけ 5.psd」のデータをUSBに入れ、3階の受付に提出!
データ↓
それから印刷してもらうのをちょっと待ちます。
僕がおたクラブさんにいた時は利用者も少なかったのですぐに原稿ができました!
缶バッジの作り方
皆さんは缶バッジがどういう風にできているか知っていますか?
実は僕、缶バッジって金属に絵柄が印刷されていてると思ってたんですよね(笑)
だから原稿っていうのも絵柄の描かれた金属板を持ってこられて特殊な機械でプレスして形成するのかと思っていました。
しかし、持ってこられた原稿は・・・
紙!!!
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこすけ”] 紙なの!?[/speech_bubble]
スタッフさんが持って来たのは普通の質のいい紙に印刷された絵。
一体これでどうやって缶バッジができるのか謎が深まるねこすけ(´?ω?)
缶バッジ作りは初めてなねこすけのためにスタッフのお姉さんが超優しく教えてくれました!
確かに缶バッジは金属が使われていますが、それは中身だけで、表面のつやっとした部分はフィルムだったんですね。
缶バッジは金属の部品とフィルムで原稿を挟むことでできるんです!
〇 くわしい作り方
1、専用の機械で原稿をカットします。
2、カットしたら別の専用の機械に缶バッジの金属部品を入れ、その上に原稿とフィルムを重ねます。
3、セットできたら一回目のプレス!
これによっておそらく金属部品に原稿とフィルムがしっかり重ねられると思われる!でも実際は見えない。
4、缶バッジのピンがついている部品をセットし、さっきの金属部品にドッキングします。「ここは少し力を入れてね」と言われました。
あっという間に缶バッジの完成~!!すごーい!楽しい~!!
覚えてしまえばあっという間なので誰でも簡単に缶バッジが作れますよ♪
できたのがこちら!
めちゃくちゃ出来がいい!!
店舗制作は超リーズナブル!
驚くべきことに、この缶バッジ1個70円で作れる!!!すごい安い!!
実際は1個70円 × 個数 + 原稿代50円ですが、それでも1個80円という価格は安い!
しかも出来もとてもいいです!
失敗したらその分は損失になりますが、しっかり作ればまず失敗することはないと思います。
もちろんこんなに安く缶バッジが作れるのは“店舗で”“自分で”缶バッジを作っているからですが、それでもこの安さは驚きです!
同人誌の製本
僕は缶バッジしか作ってませんが、おたクラブさんに誘ってくれた友人はイベントのために同人誌を作るということで、製本作業を見せてもらいました。
完成原稿のデータを同じようにスタッフさんに渡すと、しばらくして本文だけの束がもらえます。
ページの抜けがないか、印刷具合は大丈夫か、などをその場で確認できるのも店舗制作のいいところだと思いました!
発注した場合(見本が送られてくるところもありますが)、実際にどんな風にできるのか、色合いは大丈夫か、などは完成品を見ないと分からないので不安に感じるところが大きいですもんね。
そんなこんなで製本
通されたのは3階の明らかに作業場と思わしき部屋の奥!
周りではスタッフさんが普通に発注された同人誌の印刷とか色々作業されていました。
僕は印刷現場を見るのは初めてなので興味津々でした(笑)
スゴイ機械から出来上がった同人誌が出てきたり、なんかすごい機械でコルクにイラストが印刷されていたりと色々見ることができて楽しかったです。
僕はキョロキョロしていたのであまり機械の説明を聞いていませんでしたが、どうやら所定の場所に原稿の束をセットして後はスイッチを押すだけでガチャーンっと同人誌が完成するようです!
出来上がった同人誌はスタッフさんに端を綺麗に裁断してもらって完成―!
1冊できるのに5秒もかからないかも。すごー!
僕もイベントで同人誌を作りましたが、印刷会社って全て機械化されていて、データ入力だけであとは機械が勝手に本を作ってくれるんだと思ってました。(もちろん会社ごとに設備は違うと思いますけど)
しかし、今回おたクラブさんに行って、同人誌作製がたくさんの人の手で作られていることを知ってびっくりしました。
確かにこれはイベント前とか超絶忙しいでしょうね・・・。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこすけ”] また同人誌とか作る機会があったら、少しでも早く原稿をあげよう・・・。[/speech_bubble]
そんな申し訳なさが溢れました。
かなり満足だったおたクラブさん
ネットの評判を見ると、電話対応やメール対応の方はあまり評判が良くないようですが、 僕が行った限りはスタッフさんもとても親切だったし、特に不快な思いをすることはありませんでした。
サークルたちの最後の救世主
今回訪れたおたクラブさんの最大の特徴は、やはりなんといってもその場で物が作れること!
原稿の完成が遅れて印刷所にデータを入稿できなかった場合、それでも本を作りたいならサークルに残された手段はコピー本を作るぐらいでしょう。
当日にデータを送ってオフセット本を作ってくれる極道入稿なるものがあるところもありますが、それは非人道的という噂です。
しかし、そんな状況でもおたクラブさんなら“その日に”“その場で”同人誌が作れます!
まさにサークルの救世主!!最後の希望!
しかし、聞いてみるとイベントの前日や当日はめちゃくちゃな人で溢れまくってすごいことになるのだとか(笑)
そりゃそうですよね(笑)
サークルさんは計画的に原稿を進めましょう。
まとめ
今回は僕が言ったおたクラブさんのレポ記事でした。
おたクラブさんの公式サイトはこちら⇒ https://otaclub.jp/
地元でもない限り、大阪まで行くのに交通費がかかってしまうので、用事でまた大阪に行ったらついでにイベント用の缶バッジや同人誌を作りたいなぁ!