BOOTH(ブース)とは?特徴・メリット・デメリットを考えてみた!手数料も安くて使いやすい!

みなさんこんにちは!
ねこすけです!
今日はBOOTHについて紹介します!
それは双方の願いを叶えるサービス!
好きなサークルさんや作家さんがいる方で 「イベントに行けないけれど、あの人の作品が欲しい!」と思ったことはありませんか?
同様に、同人活動をはじめ、なにか創作活動をしている人で 「イベントに来れない人にも作品を手に取ってほしい!」と感じることはありませんか?
SNSによって全国津々浦々の人と繋がることができる世の中ですが、電波でびゅーんと飛ばせる情報はともかく、 実際に足を運ぶイベントとなるとやはり距離や時間、交通費などで物理的かつ現実的な厚い壁があります。
もちろんイベントは自分の作品に興味を持ってくれている人と、また、自分が好きな作品を作っている人と直に会える大切な場です。
そのふれあいこそイベントの最大の特徴であり、みんながイベントに求めているものの1つだと思います。
でも、やっぱり・・・、イベントの日にたまたま用事があったり仕事が入ったりすることはありますよね。
イベントに行きたくても、会場までは夜行バスや新幹線、果ては飛行機を使わなければならない方もいるでしょう。
そうなると必然的に交通費もかさみます…。
「イベントには行けない…。でも、あの人の作品はほしい!!!!!!!!!」
そんな一見矛盾している現実と欲望を叶えてくれるのがBOOTHです!
BOOTHとは
同人活動をしている人やpixivにアカウントを持っている人なら必ず一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
BOOTHは簡単に言うと同人界のアマゾンのようなものです。
ここに自分の同人誌やグッズなどを出品しておけば簡単に通販ができるんです!
「通販なんてやたことないよ!」と不安に思う人もいるかもしれませんが思っているよりラクラク簡単なので僕と一緒に見ていきましょう!
僕自身この記事を書くのに色々調べていて「へ~」と思うこともたくさんあったのでとても勉強になりました!
BOOTHの特徴(メリット)
・初期費用、月額利用料、販売手数料が無料!
・決済手数料が安い
・多くの人に周知されているので認知度が高い
・自分のサイトを持っていなくてもいい
・pixivと連携できる
BOOTHのデメリット
・手数料がかかる
・何らかの理由でBOOTHがなくなったり、使用できなくできなくなる可能性がある。
・利用規約に禁止されているものは出品できない
メリット
初期費用、月額利用料、販売手数料が無料!(サークルさん向け)
BOOTHは登録手数料や月額利用料、販売手数料が無料です!
なので、BOOTHに登録して出品しておくだけならなーんにお金がかかりません。
ただし、 作品が購入された場合は「決済手数料」というものが少しかかるので、1000円の物を売って1000円そのままを受け取れるというわけではありません。
決済手数料は商品代金+送料の3.6%の手数料がかかるので、サークルさんは残りの96.4%の売り上げが受け取れます。
少し手数料はかかるものの、その安さは嬉しいですね!
決済手数料をかけたくない人はどうすればいい?
安いと言っても手数料は手数料、余計にお金がかかることに代わりはありません。
それがイヤ、という方は直接の自家通販という手段もあります。
BOOTHはサークルさんと購入者が“BOOTHを介さずに”作品の取引をすることも認めています。
自分たちで連絡を取りあった方が早かったり、手数料がかかるのが嫌だったりする場合は直接連絡を取って自家通販してもOKです!
BOOTHで作品を買うとかかるお金は?(購入者向け)
購入者さんの方は、送料と支払方法に応じた手数料がかかります。
なので購入者さんが払う金額は 「商品代金 + 送料(ダウンロード商品は無料) + 手数料」になります。
銀行決済とコンビニ決済の場合は支払手数料の110円(3,000円以上は無料)が必要となっています。
送料は?
サークルさんが 自宅から発送する場合はサークルさんが設定した送料が、
boothの倉庫から発送される場合は所定の送料(ネコポスなら400円、宅配便なら700円がかかります)
○ ネコポスって?
ネコポスはヤマト運輸が提供する配送サービスのことです。
主に小さな荷物(角形Aサイズ(31.2cm以内×22.8cm)を送る際に利用され、ポストに投函されます。
*ただし23.0㎝×11.5㎝よりも大きいこと。
また、厚さは2.5㎝以内。重さは1㎏以内。
認知度の高さ
BOOTHはすでに多くの人によって利用されています。
購入者さんの多くは目的の品目当てでサイトを利用しているのだと思いますが、サイトではたくさんの作品が一望できるので、 もしかしたら作品が誰かの目に止まり興味を引くことができたり、購入してもらえたりする可能性もあります。
次の項目とも関連しますが、 認知度が高いと言うことは自分の作品の宣伝をする労力が緩和されるということなのでサークルさんにとってはかなり助かります。
自分のサイトを持っていなくてもいい
ネットで通販をしようとする場合、街で言うお店代わりになるものが「サイト」です。
今はSNSが発達しているので、そのダイレクトメールなどでやり取りすることもできますが、必要事項の確認や料金の計算など、個人でやろうとすると大変なことはたくさんあります。
サイトを作るにしても、今は無料ブログなどもありますが、一般には僕のサイトのようにドメインやサーバーをレンタルするなどネットに詳しくない人には少し難しく感じる項目や設定も多いです。
しかし、BOOTHならアカウントさえ持っていれば売る方も買う方もすでに用意してある入力フォームに必要事項を記入するだけで簡単に取引を進行することができます。
pixivと連携ができる
BOOTHのサイトを運営しているのはお絵かきサイト「pixiv」を運営しているpixiv株式会社です。
なので、BOOTHで出品するとpixivの方でも宣伝をすることができます。
Pixivのプロフィール欄にBOOTHのデータが表示されたり、作品を投稿するときのキャプション欄にBOOTHの商品URLを入れることでも作品が紹介できます。
また、購入者にとっては好きな作家さんやサークルさんの情報を見逃すことがなくなります。
デメリット
BOOTHがなくなったらどうしようもない
BOOTHはいわばショッピングモールのようなものです。
BOOTHという一つの建物(サイト)の中にたくさんのサークルさん達が店をだして商品を出品している状況です。
今後起こるかどうかはわかりませんがBOOTHというサイトが何らかの理由で閉鎖され、使えなくなってしまう可能性もあります。
BOOTHという基盤に頼っている以上、建物自体が取り壊されてしまえば、もちろんそこに出店しているサークルさんたちはもうそこを利用することはできません。
BOOTHはとても便利な反面、会社の意向や方向転換一つで一方的に使えなくなってしまう可能性がある媒体である、ということも一応頭に入れておいた方がいいかもしれません。
その点では、僕のように自分だけのサイトを持っていればそのような事態を避けることができます。
もし自分のサイトを持ちたいという方がいれば有償にはなりますがお手伝いしたいと思いますのでお声かけください(宣伝)!
手数料がかかる
安いといえども、手数料がかかってしまうのでそれが嫌な人は BOOTHを介さずに完全に個人間でサイトやSNSを使って取引をしましょう。
利用規約で禁止されているものは出品できない。
BOOTHという場所を使わせてもらっている以上、やはりそこのルールには従わなければなりません。
BOOTHの規約(https://booth.pm/terms)には以下のように書かれているので、規約に反しない範囲で出品や取引を行いましょう。
見落としがちな所などを簡単に言うと、
危険ドラッグとか武器とかタバコとか、危ない物を売っちゃダメ!
法律とか条令、pixivがダメって言ってるエッチなものとか児童ポルノ、児童虐待のデータの取引はダメ!
使用済み下着とか制服の取引、売春とかダメ!!
商品券系ダメ!
盗んだものとか海賊版などの違法にコピーされたものはダメ!
人体とかペットとか生物の取引ダメ!
・・・とこんなところでしょうか?
普通に同人誌などの商品を作って出品する上ではこれらの規約に違反することはないと思います。
エッチなものと言ってもR-18作品も出品できますよ。
第15条登録禁止商品
ユーザーは、本サービスの利用にあたり、以下の商品を登録してはならないものとします。
- 覚せい剤、麻薬、向精神薬、大麻、あへん、毒物、劇物等の禁制品
- 大麻種子、合法ドラッグ(脱法ドラッグ)に関連する商品
- 銃砲、刀剣類、武器、火薬類、化学兵器
- 法律・条例・その他当社が定める基準に反するような、わいせつ、児童ポルノ又は児童虐待に相当する画像等のデータを含む商品等
- わいせつ物、児童ポルノに関連する商品
- 使用済み下着、制服等
- 売春、児童売春
- 賭博、富くじに関連する商品等
- 無限連鎖講、マルチ商法に関連する商品
- たばこ
- 偽造された通貨、公正証書(免許証、旅券等含む)、会員権、文書、電磁的記録等の商品
- 銀行口座等
- 商品券、プリペイドカード、印紙、切手、回数券、その他の有価証券等の金券類
- 偽ブランド品、模造品・海賊版(違法コピー商品等)
- マジコン、パンドラバッテリー等の違法コピーを助長させる機器又は関連商品
- 窃盗、強盗、詐欺、恐喝、横領、背任その他犯罪により入手した商品
- エアガン、スタンガン、催涙スプレー、法令により携行を禁止された刃物、盗聴器、超小型カメラ、赤外線カメラ等犯罪に使用されるおそれがある商品
- 特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、肖像権等第三者の知的財産権を侵害する商品等
- ショップオーナーが創作に関与していない商品
- 具体的な創作物を伴わないサービス提供、及びそのおそれのある商品
- コンピューターウィルスを含むソフトウェア
- 身体機能検査キット、医療機器(医療用具)、医薬品、また国内で販売が禁止されている医薬品
- 人体及び人体の一部
- 動物の生体及び生体の一部、昆虫等の生物
- 個人情報、営業秘密その他一般に公開されていない情報
- 販売に際して法律で義務付けられている免許、資格条件を満たしていない商品
- その他取引することが法令(特定商取引に関する法律、銃刀法、麻薬、ワシントン条約、その他関連条約等)に違反する商品
- クレジットカード利用枠の現金化目的の商品
- 役務提供期間が長期にわたる商品
- その他、当社の禁止事項・利用規約範囲外で、当社が適切ではないと判断した商品
引用 https://booth.pm/terms
ついでに第16条の禁止行為についても見ていただければと思います。
自分で作ったサイトならともかく、BOOTHにはBOOTHのルールがあるので、それに則ってサービスを利用しましょう!
まとめ
今回はBOOTHの特徴を含め、メリット、デメリットについてのお話でした!
もう一度振り返ると、
BOOTH=pixivが運営している創作家たちのための出品サイト作成サービスです!
〇 BOOTHのメリット
- 初期費用、月額利用料、販売手数料が無料!
ただし決済手数料がかかる - 決済手数料が安い
商品代金 + 送料 × 3.6% - 多くの人に周知されているので認知度が高い
宣伝しやすい! - 自分のサイトを持っていなくてもいい
登録・出品するだけ! - pixivと連携できる
見つけやすい!見つけられやすい!
○ BOOTHのデメリット
- 手数料がかかる
安いけどかかるものはかかる - 何らかの理由でBOOTHがなくなったり、使用できなくできなくなる可能性がある。
運命には抗えない。 - 利用規約に禁止されているものは出品できない
ルールの中でやっていかなければならない。
次回はBOOTHの登録の仕方や便利なサービスについても見ていきたいと思います!
以上、ねこすけでした!