簡単上達!イラストで顔のバランスをとる方法・書き方のコツ!

こんにちは!ねこたろうです!
今回は顔の描き方についてです。
前回は立体図形を描こう!というテーマでしたが、絵が描きたい人って、やっぱり漫画とかアニメの絵が描きたい人が多いのではないでしょうか!
僕自身、小さい頃から漫画やアニメが大好きだったので絵を描くといえばやっぱり好きなキャラクターや、作品に出てくる人物をたくさん描いていました。
人間、描きたいものを描くのが上達の一番の近道です!
ここでは、
- 初心者向けの顔の書き方
- 顔の向きのとらえ方
- 目や鼻などのパーツの位置関係のとらえ方
について簡単に説明しています。
では始めましょう!
顔を描いてみよう!
絵を描くうえで、あなたが目標や理想にしているものはありますか?
その理想や目標に近づきたいなら、手っ取り早い方法は、自分が好きな漫画やアニメの作品の絵柄を真似て描くのが一番です。
つまり、模写ですね!
模写をすることで、ただぼんやり見ているだけではわからないその絵の特徴をはっきり捉えることができます。
なぜなら、そもそも模写もデッサンも、ただ似せて描くのが目的ではなく、よりその対象物を理解するためにするものだからです。
とはいえ、やみくもに模写をしても何に気づいて何に気を付ければいいのかわからないかもしれません。
「そもそも模写でも顔描けないよ!」という人もいるかもしれません。
なので、まずは簡単な顔の構造や描き方を知りましょう!
自分自身で習得すれば、他人が何を習得しているのかわかるので理想にぐっと近づけますよ!
また、「絵は描けるけど、感覚的過ぎて悪いところやバランスが直せない」という人もいると思います。
そういう人もほんの少しのことを理解し、意識するだけでコツがつかめますよ!
1.顔の輪郭のアタリをつけよう!
顔を描くときはまず、 輪郭に当たる部分に丸くアタリを描きましょう!
「アタリ」というのは下描きの下描きみたいなものですね。
大まかな形を描いてイメージを整えるのに使います。
2.顔のパーツの位置を決めよう!
次に、十字(+)の補助線を引いて顔のパーツを配置します!
補助線をもとに目・鼻・口の位置、全体のバランスを整えます。
正面画では縦線に鼻がきます。
線の引き方や配置するパーツの位置は人によって様々です。
目の位置に引く人もいれば眉の位置に引く人もいますよ!
自分に合った描き方を見つけましょう!
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこたろう”] 僕の場合は一番左かな![/speech_bubble]
なんとなく顔に見えてきたでしょうか??
正面から見た顔は左右を均等に描く必要があるので案外むつかしいです。
斜めからの角度は得意だけど、正面だとなかなかバランスがとれない…。
という人も多いのではないでしょうか?
そういう人は、まずは補助線を上手に活用できるようになりましょう!
3.頭部を意識しよう!
顔が描けたら次は頭部です!
最初の〇は顔のアタリなので、 お面をかぶっているように、さらに頭部のアタリを描きます。
顔の向きに角度をつけるときは
- 左右の目の大きさを少し変える(手前の目のほうが大きくなるようにする)。
- 向いている方向に合わせて鼻の方向を変える。
そうすれば斜めの方向に向いた顔も表現できます。
1つの丸(アタリ)で頭部全体を描く人もいますが、僕の場合はそれだとどうしても頭が小さくなってしまう傾向にあったので、今は顔のアタリだけでなく、そのあとに頭部全体のアタリも書くようにしています!
頭部を描くときは脳を意識して!
顔は描けるけど、頭の大きさがわからず不自然に大きかったり小さかったり…
という絵をよく見かけます。
特に、横からの構図では後頭部が意識できていない人が多く感じます。
そういう時は「頭の中に脳が入っている」ことを意識しましょう!
脳はメロンパンのような形をしています。
頭の大きさのバランスが取れないときは頭部のアタリに加えて脳のアタリも描いてみましょう!
4.下描きをしよう!
必要なアタリが描けたら、今度は下描きをしていきます!
今までのはラフ(下描きの下描き)!
ラフはあとで消す前提のものなのであまり強い筆圧では描きません。
HBかBの芯が柔らかく、消しやすい濃さの鉛筆を使って優しい筆圧で描きましょう。
顔の輪郭は、自分の描きたい絵柄や絵のタッチによって大きく変わりますが、
基本的にお椀や、野球のベースの形を意識しながら描いていくと人っぽく見えます。
歪んでしまっても少しずつ形を整えていきましょう!
顔の形もいろいろ!
当たり前ですが、人の顔の形は千差万別!
ベビーフェイスの人もいれば面長の人もいます。
それをどのように前もってアタリで表しておくかが大切です。
究極は顔に「木」の字を書くと左右均等にしやすいです(笑)
しかし、ずっと同じものを見ていると脳が疲れて歪みやバランスの悪さに気づけなくなってくるので休憩をとりながらお絵かきしましょう♪
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”nekosuke.jpg” name=”ねこすけ”]
目から口の距離が広く、鼻が長いと大人の人のような面長に、反対に顔のパーツが顔の下半分に集まった平べったい輪郭にすると子どもらしくなるよ!
自分の描きたい絵柄目指して頑張ろうね![/speech_bubble]
どんな顔を描くかは本当に人それぞれなので、基本を身に付けたらどんどん好きな絵柄を見て研究し、真似て工夫しましょう!
顔の輪郭や、顔の中の目の大きさの比率、パーツの配置など、観察する場所が分かれば理想にぐっと近づくことができます!
5.楽しんで反復練習あるのみ!
うまくいかなかったら深呼吸!
紙は同じ場所に線を引き続けるとどんどん凹んで線が消えづらくなっていきます。
うまく描けないとどんどん手に力が入ってむしゃくしゃしてしまいますよね(笑)
そういう時はあっさりやめましょう。
何事も最初はうまくいかなくて当たり前!
SNSや雑誌を見るとみんな絵がうまくて、しょんぼりすることもあるかもしれませんが何より大切なのは続けること!
そして同じ続けるなら楽しんで続けたもの勝ちです!
何度線を引いても納得がいないときは、自分のイライラを自覚して少し紙から離れましょう。そうしたほうが力が抜けていい感じに戻れます。
おわりに
今回は顔の書き方の紹介でした!
もう一度全体を振り返ると、
- 顔のアタリを〇で描く。
- 顔に十字線を引いて顔のパーツの配置を決める。
- 脳を意識しながら頭部全体のアタリを描く。
- アタリを参考に具体的な輪郭や髪の毛を描いていく。
うまい人ほどアタリや補助線を上手に活用しています。
最初は少しずつ、できることから始めましょう!
以上、ねこたろうでした!(^^♪