初心者向け!手を描くコツはなに?練習方法を画像付きで紹介中!

こんにちは!ねこたろうです!

 

今回は絵を書く上でどうしてもぶち当たる壁の一つ…。


そう!手!!

最悪、体は服で隠せるけれど手はなかなかそういうわけにはいきませんよね。

 

一見すると大きな手ですが、見る角度によって多彩に見え方が変わるし、さらにややこしい5本の指がより描くことを難しくさせます…。

指1本とっても、それぞれ長さが違うし、関節もあって少し動かすだけで見え方も全く変わってしまいますよね。

 

確かに手を書くのは難しいです。

しかし、むつかしい反面、手がうまく描ければ絵の説得力がぐっと増して絵を見ている人にも画力の高さを感じさせることができます!

 

今回は手を描いたことがない人向けに、あまり難しいことは詰め込まず、簡単に説明しています!

ぜひ、手を描けるようになって表現の幅を増やしましょう!

 

手を見てみよう

まずは自分の手を見てみましょう!

 

物の構造を最もよく理解するためには、しっかり観察することがなによりも大切です。

一番の方法はデッサンをしたり、「筋肉」と「骨格」を勉強することですが、最初からむつかしいことをすると絵を描くこと自体が嫌になってしまうと思うので、今回はあまり難しいことは考えず行きましょう♪

 

まずは正面から

まずは正面から見た手を描けるように練習しましょう!

 

練習と聞くと嫌なものだと感じるかもしれませんが、練習は苦しいものではなく上手くなるための楽しい道のりだと思ってぼちぼちやりましょう♪

 

まず、手を書くときは今後、体を描いていくことも踏まえて手首から書いていきましょう。

 

手首は、肘から手のひらに向かうにつれて少しずつ細くなります。

なので、手首を描くときはまっすぐな線ではなく、 「ハ」の字を意識して曲線で描きましょう!

 

さらに、手首や肘、肩などの関節部分は丸でアタリを描けば、今後いろんなポーズを書くときに基準として使えたりバランスを考えながら描けたりするので便利ですよ!

 

手を簡略化する

では、改めて手を描いていきましょう!

手が苦手な人は指を意識するあまり、 手の平の広さを忘れがちになっています。
実際は指と同じぐらいの長さの手の平がありますよね。

 

一本一本の指を見ていくと情報量が多いので、まず手を簡略化して表しましょう!
図形で表すと少しいびつな五角形に見えてきませんか?

さらに指の部分も四角形で表してみるとより手に見えてきましたね!

手のひらの縦の長さは、だいたい中指と同じくらいの長さです。

指を描く

次は指を生やしていきましょう!

 

5本の指の中で親指だけが少し外れた位置に生えていますね。

また、親指は正面から見ても見えるのは他の指と比べて少し側面になります。

 

 


それぞれの指の長さは微妙に違っていますね。

僕の場合なら中指が一番長く、その次に人差し指が長いです。

これは人によって少し違うらしいですよ!

さらに観察すると指同士の間は案外隙間があることも分かります。

また、薄いように見える手の平ですが、親指と小指の下は筋肉で少しぽっこりしているのでそれを表現すると手感が高まります!

 

横から見た手を描こう!

横から見た手は とても細い形をしており、手首からそれほど太さも変わらず繋がっています。

さらに注目すべきは親指!

手首、親指の付け根、人差し指の付け根で逆台形になるように意識すると、自然な親指を生やせます。

 

手の甲を描こう!

手の甲の描き方は手の平を書くときとそう変わりません。
ただ裏側だけあって、指の付き方が少し変わります。

親指などは力を抜くと手の平側(前)に出るので、人差し指と親指の間にシワの線を入れると親指が少し奥にある感じが表現できます。

それと同様に、それぞれの指の間にある水かきも手の平側についているので、指と指のあいだのシワも意識すると裏側感が出ます。

 

後は爪を書いたり、浮かび上がった骨を書くとよりリアルに手の甲を表現できます!

 

おわりに

今回は極力、筋肉や関節などの難しい説明を避け、「とりあえず描ければいい!」「見えればいい!」という人に向けての手の書き方講座でした!

ぜひ、参考にしていただけたら嬉しいです!

 

自分の手を見て、スケッチやデッサンをすることはもちろんとっても大事です!

でも、他にも、漫画やイラストなどで他の作家さん達が手や指をどのように表現しているのかを知るのもとても参考になります。

 

僕もしっかり絵を書こうと思った時やはりどうしても手が苦手で、色んな漫画の手を参考にさせてもらっています。

その中で特に好きなのが漫画『ホリック×××』を描くCLAMPさんの手!

CLAMPさんの描く手は指がとても細くて綺麗で、何より手首を折った時の手のひらの大きさが色っぽい()

初めて見た時、「手の平をこんなに大きく書いても不自然に見えないんだ!」ということを学習し、それからはかなり手を描くことが得意になれました!

また、僕自身僕が大好きな手は森山大輔さんが書く手です。

森山さんの書く手や指は本当に整っていて綺麗で、何枚も何枚も模写をして練習しました。

 

僕がまだ知らない、とてもきれいな手を書く作家さんがまだまだたくさんいると思うので皆さんも漫画を読むときは主人公の顔だけでなく、手や指の描き方などにも注目してみてください!

以上、ねこたろうでした!

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